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2004年10月31日

マイナスイオンドライヤー

2年ほど前からマイナスイオンを謳った商品が次々と登場している。
エアコンや空気清浄機からネックレス等のアクセサリ類まで様々なマイナスイオン商品が出回っているが、そのほとんどは効果を実感できるとはかぎらず、私もちょっと前まではどちらかというと「気分的な問題」と考えていた。

しかし、最近使っているマイナスイオンドライヤーはその効果がはっきりとわかる。
使っている最中からもはや髪の感触が全然違う。普通のドライヤーでは乾いていくにつれて髪はバサバサに(特に冬は)なっていくが、マイナスイオンドライヤーではむしろしっとりした感じになっていく。
「それって乾いていないのでは?」と思うかもしれないが、そうではない、髪の内部に水分が浸透して外側はしっかり乾くといった感じが使っている途中でわかるのだ。
そして次にその持続性。私は寝る前に風呂に入るのが嫌いだ。というのもそのまま寝ると朝には寝ぐせで爆発して結局髪を洗い直すはめになるからだ。しかしマイナスイオンドライヤーで乾かすと朝起きた時もまるで乾かした直後であるかのような状態できれいにまとまっている。これは気のせいなんかではない。

マイナスイオンの効果を疑っている人もまだたくさんいることと思うが、論より証拠、実際に試してみるといいだろう。

ちなみにマイナスイオンの効果を実感した私は最近ドライヤーの風を吸ってみたりしている。こちらの効果は???だが・・・

投稿者 ZnZn : 23:01 | コメント (0) | トラックバック

山中湖

大学の友人たちと泊まりでバーベキューに行ってきました。
泊まったのは山中湖フォレストコテージのモービルキャビンで普通のコテージに比べて豪華な作りになっている。
屋根つきのテラスでバーベキューができるので、雨が降っていたが特に影響なかった。ただし時期が時期なので寒かった・・・

来年はもう少し早い時期にしようと思う。

投稿者 ZnZn : 19:22 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月17日

Movable Type3.x設置方法in XREA

XREAでのMT3の設置についてあまり詳しく書かれたサイトが無い様なので記憶を交えて以下に解説します。

XREA内での準備

Movable Typeを使用するにはMySQLもしくはPostgreSQLのデータベースを作成しなければいけません。ここではMySQLを利用することとします。管理画面より「データベース」を選択、MySQLの「作成」ボタンを押すとデータベースが作成されます。

作成完了までは30分程度かかるのでその間に次の作業をしましょう。

Movable Type 本体のダウンロード

公式サイトよりアーカイブファイルをダウンロードします。以下、手順です。

公式サイトにアクセスし、「ダウンロード」をクリック

表示されるMovable Typeの入手方法についてのページの中から「ダウンロード」ボタンをクリック。

下画像のような画面になります。 TypePadやTypeKeyに登録済みでログイン名を取得している人はそのログイン名とパスワードを使用してログインします。・・・(A)
ログイン名未取得の場合は「いますぐ登録する」をクリックして登録作業を行います。・・・(B)

ログインすると下のような画面になります。無償版の「限定個人ライセンス」を選びましょう。

規約をよく読み、問題が無ければ同意にチェックを入れて「>>次へ進む」ボタンをクリックします。

すると下のような画面になるので、適切なパッケージ、圧縮形式を選択し「ダウンロード」ボタンを押します。初めての方は「フル・パッケージ」「zip形式」を選択する事をオススメします。。

ファイルの解凍

ダウンロードしたMT-3.11-full-lib-ja.zip(バージョン、ライセンスによってファイル名は違います)を解凍します。
解凍が完了すると、MT-3.11D-full-lib-jaというフォルダが作成されます。そのフォルダの中身は下画像の様になっているはずです。

mt-check.cgiのアップロード

サーバーでMovable Typeを使えるかどうかをチェックするためにmt-check.cgiをアップロードします。FFFTP等を使ってMovable Typeを設置予定の場所にアップロードしてください。CGIを実行できる場所であることが最低条件ですが、XREAの場合public_html内ならどこでも実行可能なので大丈夫です。

mt-check.cgiを実行

アップロードしたmt-check.cgiを適切なパーミッション(XREAの場合700)に設定しInternet Explorerなどのブラウザでmt-check.cgiにアクセスしてください。うまくいけば下のような画面が表示されるはずです。

ここで真ん中より下に出てくる Checking for Data Storage Modules: という項目以下が重要です。これはサーバーがどの種類のデータ保存方法に対応しているかがチェックされています。 最初にMySQLの作成を行ってきたので、うまくいっていれば
DBD::mysql
Your server has DBD::mysql installed (version 2.0419).
と表示されるはずです。
もしYour server does not have DBD::mysql installed・・・云々と表示されている場合はデータベースの準備ができていない可能性が高いので、まずは待ってからもう一度実行してみましょう。ここまで手順通り進んでいれば最終的にはちゃんと検出するはずです。

今日はここまで

投稿者 ZnZn : 11:03 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月11日

バブルの香り

フジテレビ系月9ドラマ「ラストクリスマス」を見た。
織田裕二主演の月9と言えばかつて「東京ラブストーリー」があったが、やはりそれを意識せずにはいられない。とは言っても「東京ラブストーリー」は10年以上前のドラマ、バブル全盛期の頃である。今回のドラマでどことなくバブリーな雰囲気を感じ取れるのはやはりドラマ制作陣がバブル時代のドラマを意識したからだろう。
何がバブリーかって物語がいきなりニュージーランドから始まることだ。この時点で不況真っ只中の我々と距離を感じてしまう。おまけに社長の息子が重役だったり、主任レベルで結構良さげなマンションに住んでいたり、氷河期の空気が閉じ込められた氷(バブルの頃は結構売れてたみたいだけど最近聴かないなぁ)まで出てきたりと溜め息ものだ。
まあこういうのも今となっては逆に新鮮で私的には嫌いではない。限りなくリアリティのないドラマだがとりあえず来週も見てみようかと思う。

PS 序盤で織田裕二が降ってくる雪を見上げながら微笑むのは「冬ソナ」のパクリなんです!間違いない!!

投稿者 ZnZn : 22:20 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月10日

〈セロ弾きのゴーシュ〉の音楽論

〈セロ弾きのゴーシュ〉の音楽論〈セロ弾きのゴーシュ〉の音楽論
宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』は有名な童話だ。知らない方の為にあらすじを説明しておこう。

町の楽団で最も下手くそなセロ(チェロ)奏者・ゴーシュはいつも指揮者に怒られていた。演奏会まであと10日と迫ったある日、夜遅くに三毛猫がゴーシュの家を訪ねてきた。「自分は音楽を聴く耳を持っているんだぞ」と鼻にかけたような態度の生意気な猫であったため、ゴーシュは『印度の虎狩り』を弾いて猫を追い出してしまう。
次にゴーシュの家を訪れたのはカッコウであった。ドレミファを教えて欲しいのだと言う。しかしカッコウの世界でドレミファとは「カッコウ(鳴き声)」のことであることを知り、ばかばかしいと思いつつも夢中になって朝まで一緒に練習してしまう。
3番目はタヌキの子供であった。ここでもゴーシュはタヌキの太鼓に合わせてチェロを夢中に練習した。
4番目はネズミの親子。子供が熱をだして元気がないのでチェロの音で癒してほしいというので、楽器の中にネズミを入れて演奏して見事ネズミの子供は元気になった。
そして演奏会の本番、動物たち相手に練習したことが功を奏したのだろう。演奏会は大成功に終わり、アンコールではゴーシュが『印度の虎狩り』を演奏し、観客の感動を誘った。

とまあ簡単に書くとこんなお話だ。
そしてこの本は『セロ弾きのゴーシュ』の物語を音楽的に分析し、宮沢賢治の思想、音楽の在り方を探るという内容である。その焦点はほとんど音楽や楽器の身体性に向けられているが、その他にも例えば、ゴーシュの弾く「カッコウ」とカッコウの鳴き声の違いを『音律』から説明したり、楽団の指揮者が要求することが全て外面的であることに触れた上で、『テクニック』と『メカニズム』の違い、そしてフルトヴェングラーとカラヤンの音楽的アプローチの違いに至るまで触れられている。

部分的に非常に難しい内容だが、扱っているテーマがよく知っている題材だけに興味深く読むことができた。

投稿者 ZnZn : 23:14 | コメント (109) | トラックバック

2004年10月03日

アレクサンドル・ネフスキー

アレクサンドル・ネフスキーアレクサンドル・ネフスキー
映画の場面に合わせた音楽が鳴る、これ当たり前のことである。登場人物の心境や動きに合わせた音楽が鳴るだけで受ける印象というのはかなり違うはずだ。
音楽によるそうした試みが初めて行われたのがこの映画だ。1938年公開のソ連映画で、監督は「戦艦ポチョムキン」や「イワン雷帝」で名高いエイゼンシュテイン監督である。

ストーリーは実在した人物、アレクサンドル公がドイツ軍の侵略に反旗をひるがえし氷上の戦いで見事勝利を収める、というもので単純といえば単純。しかし最近の映画で多用されているCG等の特撮技法は当然ながらひとつもない。退却するドイツ軍が割れた氷の下に沈んでいくという印象的な場面があるが、これももちろん実写。そういう「生きている映像」としての面白さがこの映画にはある。

ちなみに1938年のソ連といえばちょうどドイツと敵対関係にあり、この映画は国策映画として作られた。そうした背景を窺わせる意味でも貴重な映画と言えよう。

投稿者 ZnZn : 22:24 | コメント (260) | トラックバック

2004年10月02日

近代以降の絵画

グッゲンハイム美術館展
あまり時間がなかったのでひとつひとつじっくりは見ていないのだが、感想を。
この展覧会は7月から渋谷BUNKAMURAで開催されているもので、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の所蔵作品を紹介している。同美術館はその時々におけるコンテンポラリーな作品を収集しており、一番古い作品でもルノワールの絵画だ。そのため先日も紹介したマティスやピカソ、シャガール、ミロ、最近のものではアンディ・ウォーホルの作品が並んでいる。それらの作品はほぼ年代順に並んでいる為、時の流れによる絵画の変遷(と言っていいものか・・・)がよくわかる。

最近の絵画になると「無題」のものが少なくない。思うにこれは「何かを表現した絵」ではなく「絵」以外の何物でもないのだろう。音楽にも「標題音楽」と「絶対音楽」があるが、絵画の世界ではこうした「絶対絵画」(と名づけておこう)とも言うべき作品がつい最近までなかったのだ。そんなことにふと気付きながら眺めていると今度は「絵とデザインの境界線」はどこだろう?などと気になってくる。

10月24日まで開催中

投稿者 ZnZn : 23:41 | コメント (1164) | トラックバック