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2004年09月28日

ZOO KEEPER

最近暇を見つけてはやっているWEBゲームがある。

ZOO KEEPER

別に何のことはない、シンプルなパズルゲームなのだが、シンプルだからこそ簡単に楽しめる。そして思わず何回もやってしまう。いや、思わずではないのかもしれない。このゲームよほどの高得点を出さない限り園長に罵声を浴びせられる。それにムキになって何度もやってしまうのだ(笑)

他のいわゆる『落ちゲー』よりも連鎖の予測が難しく、それだけに大連鎖が起こったときは快感の極みである。それでも園長からは罵声が・・・

ともかく何度でも楽しめる。

ただし時間は無駄に過ぎていくが・・・

投稿者 ZnZn : 00:00 | コメント (3) | トラックバック

2004年09月23日

上原彩子

2002チャイコフスキーコンクールライブ上原彩子 チャイコフスキーコンクールライブ
2002年のチャイコフスキー国際コンクールで上原彩子が優勝した時は結構大きなニュースになったものだ。何せピアノ部門では日本人として、そして女性として初めての優勝だ。そんなわけでクラシック界のニュースとしては珍しく番組中に字幕速報が入ったほどである。しかし、当時の私はまるで興味なし。「どうせ日本人らしいあっさり醤油味な演奏だろう」と勝手に決め込んでいた。
しかし最近になって何気なくそのコンクールのライブCDを聴いてみてびっくり。とても日本人女性とは思えないほどのパワーそしてスタミナが溢れている。このCDにはラフマニノフのパガニーニ狂詩曲が収録されているが、以前所有していた○シュケ○ージのCDとははっきり言って比べものにならない。1つの要因として、コンクール・ライブという非常に緊張感漂う空気の中での演奏というのもあるかもしれないが、その緊張感を差し引いてみても実力的には十分すぎるほどだ。
今後の活躍が楽しみなピアニストだ。

投稿者 ZnZn : 22:31 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月18日

埃の正体

今日出かける時にふと車を見るとやけにホコリっぽかった。冬の乾燥した時期ならわかるがこの時期こんなに埃が積もるのはおかしい。そしてよくよく考えてみてその埃の正体がわかった。
浅間山の火山灰だ。
9月1日に噴火して近隣の町ではかなり積もったらしいが、まさかここまで飛んでくるとは。ちなみに私は東京23区在住。みなさんも近くの車のボンネット等を見てほしい。ダーク色の車の方がわかりやすい。

投稿者 ZnZn : 21:05 | コメント (938) | トラックバック

2004年09月17日

マティス展@国立西洋美術館

マティス展に行ってきた。9月12日記事
前述の通りこの画家についてはほとんど知らなかったのだが、作風や技法についてわかりやすい解説がされておりなかなか楽しめた。
他の画家と違うなと思ったのは、「作品」というものに対する考え方だろうか。普通芸術家というものは完成した絵そのものだけを公開するものと思っていたが、マティスは完成した絵だけではなくそのプロセスも非常に大切にする。そのため描いている途中の絵を写真や映像に残し、それを絵と一緒に出品するのだ。今回の絵画展でもそういった映像や写真があり、そのプロセスにおける作品の変化を見ることができた。
また、一見シンプルかつ大胆に見えるマティスの絵だが、実はそうしたプロセスにおいて緻密な作業を伴っている(塗りなおしや削り取り等)。これは途中の写真だけではなく完成した絵でも認識することができる。つまり描いている途中で気が変わったということではなく、完成した作品における視覚的効果を狙ったものだ。
そういったことも丁寧な説明書きがあってこそ素人の私にもわかるのである。近代絵画に対する理解を深めるという視点から見ると非常に充実した絵画展だといえるだろう。

投稿者 ZnZn : 22:24 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月13日

Musica Barocca

Musica BaroccaMusica Barocca イルジャルディーノ・アルモニコ
四季の演奏でも紹介したイルジャルディーノ・アルモニコによるバロック名曲集だ。バロック名曲集と銘打ったCDはいくらでもあるが、鋭い感性と斬新な解釈を繰り広げるイルジャルディーノ・アルモニコにかかればこうなる。最初のバッハからしてまるで違う曲だ。序曲の出だしなんてジョン・ウィリアムズ作曲かと思わせるほどの厚みと奥行きがある。パッヘルベルのカノンも・・・・
といちいち説明するのも野暮な話だろう。とにかく聴けばわかる。クラシックを聴きなれて「いまさらバロック?」と思っている人でも買って損はない。「クラシックなんて退屈」と思っている人はこれを聴けばその音楽的自由度の高さを再認識してくれることと思う。

正直な話、私は収録曲も確認せずジャケット写真に惹かれて買ったのだが・・・

投稿者 ZnZn : 21:18 | コメント (1) | トラックバック

2004年09月12日

アンリ・マティス

マティス展
9月10日〜12月12日まで上野の国立西洋美術館で開催されている。
今度の週末にでも行ってみようかと思っている。というわけで感想は来週にでも。

実はちょっと前まで絵なんて全く興味がなかった。今でもこのマティスという名前こそ知っているがどんな絵を描くのかなんてことは全然知らない。だから見に行きたい、それだけの動機である。
そもそも絵に興味が出てきたのは数年前、ブリジストン美術館で開催されたルノワール展に行った時のことだ。たまたま友人に誘われて見に行ったルノワールの絵画だが、特別感銘を受けることなく、見る前と大して印象は変わらなかったと思う。
決してつまらなくはなかったがどうも馴染めない、そんな印象を持ちながらひと通りルノワールの絵を見て出てきたところにブリジストン美術館の所蔵作品の常設展がこじんまりと開かれているのが目に入った。そこで見たのがモネの絵であった。ベニスの夕焼けを描いた絵であったがその色がなんとも言葉では表現できないほどに美しく、その中に建物の影が浮かんでいる非常に幻想的な光景だった。
この絵に出会ってから積極的に絵画展に出かけるようになった。そして今度はマティス展を見に行こうと思い立ったわけである。もっとも私がこれまで見てきたのはモネ、ルノワール、シスレーといった印象派の画家達でマティスは全く系統が違うのだろうが、見たことのない絵に接することによりまた新たな世界が開ける、そんな気がしてならない。

非常に楽しみである。

投稿者 ZnZn : 22:26 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月11日

季節の食べ物

夏も終わり少し涼しくなってきた。
ところでこの時期になるとそうめんを食べたくなるのは私だけだろうか?
暑い盛りにはそれほど食べたいとは思わずちょっと涼しくなったこの時期に食べたくなるのだ。
他にも真冬にアイスクリームを食べたくなったり真夏に鍋物を食べたくなったりもする。

季節ものと思われがちなこれらの食べ物だが私にはそんなこと関係ない。

投稿者 ZnZn : 19:16 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月05日

ヴィヴァルディ 四季

vivaldi le quattro stagioniヴィヴァルディ 四季 演奏:イルジャルディーノ・アルモニコ
この曲を聴いたことのない人は恐らくいないと思われる。どんな人でも聴けば「ああ、聴いたことある」というほど有名なヴィヴァルディの四季であるから、当然CDも山ほど売っている。そのほとんどはもはやBGMにしかならないほどの生ぬるい『癒し系』の演奏である。もっとも昨今はそのような演奏の方が好まれているようだが。
しかしイルジャルディーノ・アルモニコの演奏はそんな癒しとは程遠く、生々しいくらいに鋭角的なサウンドを生み出しているが、ただ鋭角的なだけでなく『春』の犬の泣き声、『夏』の雷そして嵐、『冬』の雪を踏みしめる音、全てが非常に写実的に表現されており聴いているだけでその情景が浮かんでくる。ヴィヴァルディの作曲当時にはこんな演奏はしなかったのかもしれないが、それが正しいか正しくないかは別としてこの方が楽しめる。これだけは間違いない。

投稿者 ZnZn : 19:05 | コメント (0) | トラックバック

フランス訛り

渋谷にあるカフェ『ドゥ マゴ パリ』に行った。
参考:ドゥ マゴ パリ
ここはパリにある老舗カフェの言わば暖簾分けであり、渋谷でありながらパリの雰囲気を数10%ほど味わえる、なかなか洗練されたカフェであった。
ふと見ると日本人店員に混じって2人外人の店員がいる。雰囲気を出すためのエキストラさんかな?と思ったがメニューに彼らの紹介が書いてあった。どうやらパリの本店から期間限定で派遣されてきたらしい。ということは彼らは日本語がほとんどわからないのではないだろうか?料理運びと片付けをするためにわざわざフランスから来たのではベテラン店員としての名折れだろう。というわけで


話しかけてみた。

といっても別に話題があるわけでもなくフランス語がわかるわけでもないので、できることといえば・・・
伝票を渡し「会計お願いします」(日本語で)
フランス人店員は一瞬戸惑った表情を見せた後
フランス人「Eau kan jour?」

いや・・・フランス語わからないから・・・と一瞬ひるんだが、よく聞くとどうやら日本語で「お勘定?」と言っているようだ。なんだ、日本語か。今まで英語訛りの日本語はいくらでも聞いたことあるが、フランス語訛りの日本語というのはなかなか新鮮であった。念の為に断っておくが、上記のフランス語は存在しないのでご注意願いたい。

お金を払い店を出ようとしたところでフランス人店員さらに一言
「ドゥモアンガトゥ」
 ↓
Donnez moi un gateau.(訳:お菓子をください)

これがお礼なのかお菓子が欲しいのか未だに謎である・・・
上記のフランス語は存在するのでご注意願いたい。

投稿者 ZnZn : 08:58 | コメント (0) | トラックバック

2004年09月03日

3日坊主にならないために

4日目も書く。これ基本である。
内容などどうでもいい、書くことに意味がある。


という逃げ道

投稿者 ZnZn : 23:41 | コメント (1402) | トラックバック

2004年09月02日

星の王子さま

星の王子さま―オリジナル版
小学生の頃、家にこの本があるのを見つけて読んでみた。読んでみたのは別に深い理由はなく、ただ単に題名からして簡単そうだったからだ。
しかし、当時の私にはこの本の面白さが全然わからなかった。それこそ「ふーん・・・」とか「だからどうしたの?」とか言いたくなるような輪郭のはっきりしない話で、特別感銘も受けずに途中で読むのを止めてしまった。
今から思うとこの頃はまだ『子供心』を持っていたために『王子さま』の思考回路に新鮮さや疑問を感じなかったのだろう。ましてやこの詩的な世界が何を訴えているのかなど読み取れるはずもなかった。

そう、これは『こどものための童話』ではないのだ。

時は流れて20歳になった頃、再びこの本を手にした。「ああ、昔読んだけど面白くなくて途中で読むのをやめちゃった本だ」などと思いながらページをめくってみた。
なんだろう、この懐かしさは?それは決して昔読んだことに対する懐かしさではなく、この本を読んでいる心境に対する懐かしさだ。『かつて子供だったことを忘れずにいる大人はいくらもいない』とは作者の言葉だが、かつて自分も子供だったということをこの本を読んで思い出したような気がする。これは決してこどものための童話ではなく『大人のための童話』なのだ。

子供心はいつまでも持っていたいものだ。

投稿者 ZnZn : 21:31 | コメント (834) | トラックバック

2004年09月01日

夏の終わり

朝、いつものように同じ電車に乗ると何故かいつもより電車が混んでいる。
巷では夏休みが終わって、学生が乗るようになったのだった。
最近になって思うのだが、学生のうち最も休みが多いのは大学生で夏休みは2ヶ月、その他の平日も通学する日なんて限られている。だが、その後社会人になると夏休みなんてせいぜい1週間、平日休めるのは夏休みを含めて年間20日程度だ。大学4年生と社会人1年目でのこのギャップはかなり厳しい。
ま・・・それも私にとってはもう去年の話で今年はさすがにもう慣れてしまったが。
今もし2ヶ月も休めることになったらどうするだろうか?
あまりに暇すぎて会社行っちゃうかも・・・

投稿者 ZnZn : 22:21 | コメント (1749) | トラックバック